OSKのERPシステム-SMILE

世界的に有名なERPシステムと言えば、SAP・Oracle・Microsoftが有名ですが、日本の企業が提供している国産のERPシステムも多く存在しています。今回は、大塚商会グループの株式会社OSKが提供しているERPシステムであるSMILEシリーズについてまとめていきます。

株式会社OSK

SMILEシリーズを提供している株式会社OSKは、大塚商会の100%子会社のソフトウェア開発会社です。1984年に大塚システムエンジニアリング株式会社として設立され、株式会社オーエスケイを経て、2004年に株式会社OSKに社名変更されました。もともと、SMILEシリーズのライセンスを大塚商会とOSKそれぞれ保持していましたが、2007年にOSKにライセンスが統一されています。

SMILEシリーズ


SMILE BSは、販売業務、会計業務、人事給与業務、CTI(コールセンター)業務間のデータを、スムーズに相互連携できるシステムです。

販売業務の機能では、受発注、購買、売上/仕入、入出金に関わる業務全般を管理でき、データ分析機能も兼ね備えています。

会計業務の機能では、財務会計から管理会計まで幅広くカバーしており、他モジュールとデータとを連携することで効率的な伝票起票と、効率化を実現できます。

人事給与の機能では、人件費に関する多くの範囲をサポートし、日本の法改正もサポートされます。各社員のこれまでの評価や受講した研修、入社から退社までの情報をいつでも把握できるような仕組みとなっています。

CTIの機能では、コールセンターとERPが連携しており、着信と同時に顧客情報を取得できるような仕組みになっています。それにより、迅速で的確な顧客対応を実現できます。

また、CRM QuickCreaterやCustom AP Builderといった機能も提供されており、顧客・商品・物件の情報を自由に画面上に配置したり、最小限の工数でカスタマイズを加えることも可能です。


「SMILEes 2nd Edition」は、導入企業の規模に応じて、最適なプランを選ぶことができます。アプリケーションサーバーを複数台に分けて負荷分散を行ったり、会社の成長に合わせたシステム構成をステップアップさせることも可能です。この仕組みで、常に最適なインフラ環境を維持継続することができます。

また、クライアントサーバー型とWebアプリケーション型双方の利点を継承したリッチクライアント技術を採用することで、快適な操作性と、クライアントのPCやサーバーにかかる負荷の軽減の両立を実現しています。


SMILE Vは、「SMILE BS 2nd Edition」「SMILEes 2nd Edition」の後継製品です。保持している機能は、大きく基幹系と情報系の機能に分けられます。基幹系の機能では、「SMILE BS 2nd Edition」はもちろん、その他業種別に最適化されたパッケージ商品とも統合することが可能です。

情報系の機能では、電子化されたワークフロー決済、ドキュメント管理、各社員のスケジュール調整、コミュニケーションの円滑化といった機能が備えられています。昨今の時代のニーズに応える、統合的な企業内のグループウェアとして利用できます。

まとめ

複数の部門をまたがる企業戦略の実行や大きな課題を解決するために、ERPシステムは大きな手助けとなります。さらに、企業の実績を収集し、次のアクションプランを考えたり、より的確な経営管理を行っていくためにはERPシステムは欠かせないでしょう。

今回紹介した、OSKのSMILEシリーズの強みは、まとめた内容に踏まえて、国産のシステムであることも大きいです。ERPシステムを選択する際は、企業内で実現したいことに加え、働いている社員のスキルセットを踏まえて、より自社に最適なERPシステムを選択しましょう。

(画像はPixabayより)