ドイツ政府のCorona Warnアプリ、ダウンロード開始

2020年6月17日、SAPは開発されてから、わずか50日後にドイツ政府のCorona Warnアプリがリリースされ、2020年6月15日からApp StoreとGoogle Playストアでダウンロードできるようになったと、発表しました。このアプリは発表時点で、600万回以上ダウンロードされています。

Corona Warnアプリの概要

このアプリは、SAPとドイツテレコム、SAPパートナーの協力により開発されました。オープンソースモードで開発された、同アプリのソースは、GitHubで公開されています。オープンソースの閲覧は、発表時点で109,000人を超え、ドイツで実装された最大のオープンソースプロジェクトとなりました。

T-SystemsとSAPのDeutsche Telekomで新たに作成された「デジタルソリューション」は、COVID-19パンデミックを考慮し、感染の可能性および担当者への警告まで、感染の連鎖を遮断するプロセスをデジタル化しました。

また、AndroidスマートフォンとiPhoneのユーザーは、バックグラウンドで同アプリを実行できるため、同時に他のアプリの実行も可能です。これは、AppleとGoogleが提供する通知フレームワークの現在の仕様に基づいており、この仕様が実装されたアプリはヨーロッパで初めてになります。

アプリの特徴

同アプリの特徴は、ユーザーの特定ができない点です。データ保護とセキュリティは、連邦情報セキュリティ局(BSI)やデータ保護と情報の自由のための連邦コミッショナーなど、主要な公共機関と密接な協力関係の上、開発されました。

アプリは、ユーザーからの個人情報(名前、年齢、住所)を必要とせず、場所情報も記録しません。アプリがインストールされたスマートフォンが一定期間に比較的接近した場合は、ランダム生成のコードのみがやり取りされます。コードは暗号化され、背後にあるスマートフォンの特定ができない仕組みになっています。

また、このアプリの開発により、困難な中でもパートナーとシップにより、デジタルソリューションを迅速かつ安全に開発する方法を実証することができました。

(画像はPixabayより)

▼外部リンク

SAP News Center
https://news.sap.com/