EU18か国対象、コロナ追跡アプリ連携を開発

2020年7月31日、欧州委員会(EC)は、SAPにEU内の新型コロナウィルスの接触追跡アプリ連携およびデータ共有の開発を委託したと、発表しました。この連携は、少なくともEUの18か国が対象になります。

開発の背景

EUの加盟27か国は、新型コロナウィルス感染者を追跡して新たな感染者を防ぎ、感染拡大を抑制する手段を求めていました。加盟国では、すでに独自の接触追跡アプリを使用していますが、それぞれのアプリの互換性が不完全で感染拡大をモニタリングする妨げとなっています。

この開発は、SAPとドイツテレコムの子会社であるTシステムスと共同で行います。2020年7月31日以降、3~4週間以内に異なるネットワークシステムを統一し、アプリ間のやりとりを可能にする予定です。

追跡アプリ連携は、ネットワーク型アプリを使用しているドイツやポーランド、イタリアなど18か国が参加する予定です。中央集権型のデータ・プールを構築しているフランスやハンガリーは、2020年7月31日時点で参加する予定はありません。

SAPに開発を依頼した理由

ECが新型コロナウィルスの接触追跡アプリ連携開発をドイツSAPに依頼したのは、ドイツ政府のCorona Warnアプリの開発実績があったからです。このアプリは、2020年6月15日からApp StoreとGoogle Playストアでダウンロードを開始しています。2020年7月31日時点で、1600万回ダウンロードされています。

同アプリは、感染の可能性および担当者への警告まで、感染の連鎖を遮断するプロセスをデジタル化しています。

(画像はPixabayより)

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